嫌われる勇気
こんばんは!
コーチひろきです、
本日もよろしくお願いいたします
今日は、おススメの本をご紹介したいと思います!
普段、本などほとんど読まない僕が物凄く衝撃を受けた本です
正直、一回読んだだけでは???
頭の中がこんな感じで
中々、納得できませんでしたが…
それでは、ご紹介させて頂きます!
タイトルは、嫌われる勇気
岸見一郎(著)古賀史健(著)
アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を青年と哲人との対話形式でどうすれば?
人は幸せに生きることができるか?
と言う疑問を一緒に考えていく本である。
青年が哲人のところに期間をあけて五夜に渡って訪れ問題を解決していく!
第一夜 トラウマを否定せよ
第二夜 すべての悩みは対人関係
第三夜 他者の課題を切り捨てる
第四夜 世界の中心はどこにあるか
第五夜 いま、ここを真剣に生きる
こうした事柄のなかで、本を読み見えてきたのはアドラー心理学では
①番目に、トラウマは存在しない
今まで、私はすべての結果には原因があると考えていましたが、この本ではそうではなく人は原因より目的があるから動いているのだと
目的があるから結果がある、目的を達成することの為に今の自分の行動がある
決して過去に起こった出来事が今の自分の行動を決め、現在があるとは考えない
例をあげてみると、
青年の友人はもう何年も自室に引きこもっている
過去に何らかの強烈な出来事によりトラウマなりの原因が発生し不安だから自室から出られない…アドラー心理学ではそう考えるのではなく外に出たくないから不安という感情をつくり出していると考える
外に出ないという目的が先にあって不安や恐怖といった感情を作っている
これをアドラー心理学では目的論と呼ぶ
ただ現在、起こっている心理的問題
今の目的がそうなりたいと起きているだけで、今を変える為に目的を決め行動を起こせば、今は変えられる
何もせず立ち止まっている今よりは、行動を起こせば変化があり、しあわせになることも可能だ、過去に生きるのではなく、未来に生きることができる
そう、変わるための勇気が必要だ‼︎
②番目は
すべての悩みは対人関係
他者と比較することで悩みが生まれる
他者の顔色ばかり伺い他者から嫌われ、対人関係の中で傷つくことを恐れてはいけない
どんな悩みも他者が関与している
劣等感
理想に到達できない自分を劣っていると感じること。ただ劣等感が有るからこそそれをバネにして進んでいける、行動できる、より前進できる、現在に満足することなく、一歩でも前に進もうとする
もっと、幸せになろうとする!
劣等感と聞くとネガティブなイメージが湧くが、捉え方次第で良い方向に進んでいける、要は自分次第‼︎
劣等コンプレックス
一歩踏み出す勇気をくじかれ、状況は現実的な努力によって変えれるという事実を受け入れられない人たちがいる
何もしないうちから、どうせ自分なんて
どうせ頑張ったところで…とあきらめてしまう人たちのことを劣等感コンプレックスという劣等感を言い訳にしてやらない理由を探す
優越コンプレックス
あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸る
自慢は劣等感の裏返し、
さらには、劣等感を先鋭化することによって起こる不幸自慢、不幸であることによって特別であろうとし、人の上に立とうとする
自らの不幸を武器に相手を支配しようとする
アドラー心理学では、人生は競争ではないとされる
他人と比較するのではなく理想の自分と比較から生まれる
今の自分より前に進もうすることに価値があり、他者との競争ではない!
誰とも競争することなく
ただ前を向いて歩いていく
歩みのスピードが速い人がいれば遅い人もいる、同じではなく対等である
対人関係の軸に競争があると対人関係の悩みから逃げられない
なせなら、常に勝ち続けることは不可能であるから…
人びとは私の仲間なのだと実感できていれば世界の見方も違ってくる
この章を読んでいて
無意識のうちに劣等コンプレックス、優越コンプレックスの領域に入り不幸自慢で人を支配しようとしている自分が居た…正直自分自身が怖くなった
解決策、理想の自分との比較を意識してやってみる!ライバルは他者ではない
勇気を持って行動!
③番目は承認欲求を否定する
他人から認められたい
「あの人」の期待を満たすために生きてはならない
他者の期待など満たす必要はない
他者の人生を生きてはならない
【課題の分離】
自分の課題と他者の課題を分けて考え
自分の課題には他者を介入させない
また他者の課題にも介入すべきではない
起こり得る対人関係のほとんどの問題は
他者の課題に介入すること
自分の課題に他者が介入することから生まれる
他者を変えようとか他者を良くしてやろうという考えは自己中心的なエゴである
問題が発生した場合にコレは誰の問題なのか考え「自分の課題」「他人の課題」に別ける
例、馬を水辺に連れて行くことはできても水を飲ませることはできない
水辺に馬を連れて行ってやることはできるが水を飲むか?飲まないか?は馬次第
変わることを強制したところで結局は当人の問題
承認欲求
他人の目が気になる… 不自由
他者から認められたい
否定されたくない
他者に認められることで自分が価値のある存在だと認識できる…羨ましがらない
他者の評価を気にせず、他者から嫌われることを恐れてはいけない!自由とは他者から嫌われることである!
嫌われることを恐れるな!
「嫌われる勇気」
まずは自分から
④番目は共同体感覚
他者は敵ではなく仲間だと認識し、そこに自分の居場所があると感じられることを共同体感覚という。
自己への執着を他者への関心に切り替えていく
わたしにしか関心がないでは、自己中心的
対人関係をうまく築くポイントは他人を褒めてはいけない、褒めることによって縦の関係が生まれる、褒めるという行為には、能力のある人が能力のない人に下す評価という側面が含まれているから上下関係ができてしまう。
他人を仲間だと感じるためには対等な関係、横の関係を築くことが必要
人は、ありがとうなど感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたと知る
わたしは、世界の中心に君臨しているのではない共同体の一部である
共同体の範囲は無限大と考える
こう考えると
「人生のタスク」に立ち向かうことができる、仕事、交友、愛、を回避することなく、自分から足を踏み出して行ける
失敗を恐れず他者を怖がらず突き進む
何か困難にぶっかった時は、今の共同体で判断するのではなく、より大きな共同体の共通感覚にしたがう
今居る場所より、一つ視点を上げて考える、 共同体感覚を持ちながら自由である!
⑤番目は共同体感覚を得るためには?
他者からの承認を求めるのではなく全体の一部として貢献することで自分が価値ある存在だと認識できる感覚を持つ
・自己受容 できる自分もできない自分もそのまま受け入れる一旦できない自分も受け入れてから、どうすればできるようになるか?考えることが自己受容
・他者信頼
他人を信じること、信じることで相手も心をひらいてくれる
裏切るか?裏切らないか?は相手の課題
自分の課題は信じるか?信じないか?
信頼することを恐れていたら結局は誰とも深い関係を築くことができない
・他者信頼
仲間に貢献すること
自分は誰かの役に立っている、
みんなに必要とされていると思えた時だけ自分の価値を感じられる
貢献しているか?どうかは自分が判断すること、他人にどう思われても気にする必要はない!
原因ではなく目的で行動が決まる自分の課題と他人の課題を分離する
他人ではなく、自分の理想と比較する
他人に貢献することで幸せを感じる
世界はどこまでもシンプルである
人は変われる、誰もが幸福になれる
アドラー心理学は他者を変えるための心理学ではなく自分が変わるための心理学である。
日常生活の中で、自分の思い通りにいかないと落ち込んだり、悲しい気持ちになったりする…そして何故わかってくれないんだ?と怒ったりもする
そんなモヤモヤをこの本では解決してくれる
かなり長文の感想ですが、最後まで読んでくださって、ありがとう!
正直、これ考えるのにかなりの時間考えました
考えて考えて、寝るの忘れて明け方になるくらい…もう辞めようかなと数回…
考えてる途中…
俺は他人に認められたいのか?承認欲求かぁ?…など考えました
最後は何でもいいやに変わりましたけど
今まで学校や社会では、この本のような考えかたを教えてくれることはありませんでした
読み終えた時、凄く衝撃的でした
一回読んだだけでは、意味がわからず、何回か読みました、今後また対人関係で迷ったら読みます!
まだ、読んだことがない方は是非一度読んでみてください!
きっと何か役に立つと思います!
では、また!